この国の経済はどうなるんでしょうか…
今、政府・民主党が盛んに「消費税増税」論議をしています。消費税を最終的には2倍にしようというわけです。何しろこの国の税収は全部で50兆円くらいしかないのに、それで80兆円を超える予算を組んでいますからね。とんでもない借金を毎年重ねているわけです。
それを何とかしようというわけなのですが、現在の消費税5%で消費税収は10兆円くらいです。10%に上げたとしても、借金財政は変わりません。借金が少し減るだけです。でも今までのツケもありますから、消費税を上げただけでは根本的な解決になりません。そのことは、数字を見れば小学生でもわかりそうなものですが、今論じられているのは「消費増税」だけです。こんなテイタラクでいいのかと不安になります。
では根本的な解決とは、となるとこれがまた難しいのです。「政府がお札を大量発行して借金を返してしまえばいい」ということを言う人がいます。実はこれも方策のひとつだとは思いますが、「毒にも薬にもなる」方策でしょう。市場に流通する貨幣量が増えれば「インフレーション」を引き起こします。簡単に言うと物価が上がるわけです。これに合わせて収入も増えれば、まだいいのですが、収入が増えないと、とんでもない生活苦が襲ってきます。
実は、このところ政府日銀は「計画インフレ」を起こそうとしていました。しかし、それは失敗に終わりました。いろいろな要因があるのですが、労働者の賃金が上がらなかったのが最大の原因でしょう。お金がないから「欲しくても買えない」わけです。どうしても必要なものは少しでも値段の安いものを買います。企業も高いものは売れないわけですから、安くせざるを得ません。こうしてインフレどころか、デフレから抜けられないのが現在の日本でしょう。
こういうことを考えたら、「消費税を上げるしかない」となるのですが、ますます人々の生活を圧迫しますよねえ。困ったもんです。


